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決算から税務申告までの流れ

  • 文責:所長 税理士 石井浩一
  • 最終更新日:2024年7月12日

1 決算と税務申告

決算は、税務申告書作成及び納税の前提として重要な処理となります。

税務申告書の提出及び納税は決算日から2か月以内に行う必要があるので、まずは決算を的確に行う必要があります。

2 決算の際に行うべき具体的な内容

決算として、預金の残高を確定する前提として、預金の取引履歴の記帳を行う必要があります。

また、在庫の残高を確定する前提として、棚卸しが必要になります。

さらに、売上として計上したものの入金がまだのもの、経費で物品を購入したものの後払いで代金を支払っていないもの、つまり、売掛金及び買掛金の残高の確認をする必要があります。

他にも、固定資産の有無を確認しておくことも大切です。

通常の取引で領収書があれば、帳簿作成の際に漏れる可能性は低いですが、単に故障して捨ててしまったという場合には、領収書もなく、帳簿作成の際に漏れてしまうこともあります。

固定資産があることが確認できれば、固定資産の減価償却を行います。

3 決算書の作成と税務申告

決算処理が終われば、次は決算書の作成をします。

具体的には、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表を作成します。

その決算書をもとに、法人税、法人事業税、法人住民税の申告書を作成し、税務署や都道府県の税務事務所に提出をします。

提出方法としては、郵送、持参、e-Taxによる提出が可能です。

提出期限は、先にも述べたとおり、決算日から2か月以内です。

期限に遅れてしまうと、加算税などのペナルティを受けてしまうことになりますので、期限に遅れることがないよう、ご注意ください。

決算業務や税務申告について不安があるという場合には、税理士へご相談ください。

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